ブレンデルなんてお偉いさんが喜びそうな音楽だなあ。
こういうのが、ベートーヴェンを誤解させるもと。

クラシック音楽は、その本質とまるで似つかわしくない
コンクールや徒弟制度により、自分たちの世界をつくってしまった。

CDをたくさん持ってることが偉い、楽譜を一杯知ってることが偉い。こういう誤解がある。
具体は、基本原理には適わないんだよ。
傑作音楽の一つの楽曲をいかに深く掘り下げたかを問われるべきであって、
バッハも知らずに32曲を通したって具体を積み上げるだけ。
こういうのが、ベートーヴェンの人生とつながってるだの、どんな女とつきあってたとか、
訳の分からん話になって、結局力のあるフィッシャーのようなピアニストはスルーされることになる。