ミュンシュ指揮のもうひとつの代表作ベルリオ―ズの「幻想交響曲」パリ管はぜひ
自民党の上上の方々に聴いてもらいたいものだね。

とくに<断頭台の行進曲>はすばらしい。

いつ聴いても胸がワクワクする。
断頭台へ曳かれる死刑囚でありながら胸を張り堂々と行進する主人公(ベルリオ―ズ)。
あまりに堂々と胸を張っているものだからいつのまにか聴衆もその青年に感情移入し
ともに刑場へ行進している気分になってしまう。

しかし本当の聴きどころはこれから。
ドラムが鳴りギロチンがスルスルと上がる。
そして一瞬の間に刃が落とされる。

ポロポロ〜〜〜ポ〜〜ン

弦の響き。
首が落ち用意のバスケットに落ちる音。
恐ろしいまでの静寂。

ここが多くの指揮者の腕の見せ所だ。
いかに演出し監督するかそこが指揮者と棒振りとの違いだな。 
ミュンシュの指揮は冴えてる
後の夜明けを告げる教会の鐘の音の効果の工夫もその一つ。

とにかく「幻想交響曲」は負け戦をしたものはぜひ聴くべきだな。

指揮者侮るべからず。
ミュンシュ侮るべからず。