ベートーヴェンの4番協奏曲について(インタビュー映像から)
曲についてはギリシャ神話にたとえて文学的に説明している。

(冒頭のソロを弾いてから)
これはとても素晴らしい初めのテーマです。
毎日これを弾き理想の形を追い求めてきました。
時々「どうやら近くまで来たのではないか」と思いました。
しかし、私が始める前に指揮者が違う振り方をすると理想は消えてしまいます。
すると私はまず自分を落ち着かせます。
「ちゃんと弾ける。私はついている」と。
そして出来る限り上手に弾く責任があります。
私は老いていくばかりです。
いつか弾けなくなる日が来ます。
だから私は大勢の思い出になるように
コンサートに来た人々が「美しい」と言ってくれるように
責任を持ってこの協奏曲を演奏しています。