この曲はテンポが速い演奏の方が好きなのだが、ワルターは多少遅くてもじっくり
聞かせるものがあるので気にならない。不思議なことに、リピートを全部省略して
いるのに物足りなく感じさせない。

古楽器による演奏を聴いていると、改めて、フルトヴェングラーのあの速さが正しかった
ことに気づかされる。あの時代であの速さでなければならないことを見抜いていた
フルトヴェングラーに畏敬の念を感じてしまう。

他に、ケルテスやレヴァインがVPOと録音したのもいい。
ただ、クーペリックがソニーに録音したのは期待していたのだが意外によくなかった。
彼にしては不思議なくらい元気がない感じがした。