>>323>>325
橋:まぁできあがった作品を観て、脚本より良くなったと思えるものもあれば、たまには「なんだこれは?」っていうものもありますけど。
A:サウンドというか……ど真ん中に投げてもシュートになってしまうというね。
問:ジョン田口かな、飛雄馬とオズマの初対面ってのはまさに鏡に映った自分自身というかミラーマンなんですけど……
僕の中ではジョン田口はピンクレディーであり、『アクマイザー3』のイビルであり、マラソンランナーのように歌う松田聖子であり。シンメトリーな大滝さんであり。
上原正三さんが民さんとペギーについて書いてたりしますね。
橋:(市川)森一が書いたジュリー(沢田研二)が出た話があるでしょう。
問:第32話の『許されない愛』ですか。
橋:あれなんか佐々木くんの書いた脚本の流れを汲めてるんじゃないかと思うんですよ。
問:ジュリーは……ポール白鳥→大リーグボール2号→ガブラッチョ→ポスト百恵→三浦徳子さんの流れかな。
橋:ただ脚本の段階では鉄男が、刑事の側が完全に負けてしまっているんですよね。
問:三角関係の重さというか……。
橋:犯人側に感情移入していくと、主人公が立たなくなってしまう。話をまとめていく上でもそこは大変難しいところ……
ここでは結局、ラストの表現を少し変えることで『刑事くん』の話としては成立したんですけど。