ツィマーマンはテクに安定感があり、聞き疲れしないタイプ。
諏訪内は中堅女のため、安定感のあるタイプではない。

かといって、若手にありがちな角のある鋭敏な切れ味、といったタイプでもない。
終わった後に余韻を残すような、内面的な音。
高級の部類かもしれないが、ツンとした完成度で安心させるのではなく、
聞いた者に、後で何かこれまでと違う感情を引き起こさせるような音楽だ。