>>196
バッハというとなにかと謹厳だ厳粛だというのもある種のステレオタイプ。

ある無料コンサートで管弦楽組曲2番ののポロネーズとバディネリが演奏されてたときに、
「この曲聴いたことある・・・」と小さな声で呟きながら、立ち見客の間で
ひとりの子供が背伸びしてフルートソロの姿を見ようとしていた。

ポルカやワルツがよくて、ガヴォットやサラバンドが無理ということもない。
むしろどっちだって楽しむ子はいるし、
なんだって泣いてしまう子、飽きてしまう子はいるよ。
要はどの作曲家を扱うのであれ
子供に対して門戸を開くか閉じるかという決断があるだけ。
他のほとんどで閉じられているものが
ここでは開かれている、という、その一点だけでも意義はある。