<今まではトボトボ歩き始めていた人が突然スタスタ歩き始めたかのような>
シベ2の第2楽章のpizz.なんかと比べてどうかな?
単に3連符の感覚が薄い(4分音符6つ感覚が大きすぎる)
だけで速く聞こえてしまうような気もする。
また、それだけ過去の名演が多すぎるからかも。

<原典を知るシャルクは師匠の記譜と指示を意識しながら指揮できるんだろうけど>
逆にハース版が世に出てあと15年ほどで100年!
原典を見て85年、
現代の指揮者たちはテンポにおいてはどちらかというと単純シャルク派だね。
ブルックナーは自己を表現するのが下手だったのか?

<Vn1・Vc・Cb(8分音符)とVn2・Va(3連符の四分音符1個にスタッカート付)>
面白いところだね。
拍子の問題について、大きなヒントを得ることができる箇所だと思う。
音価として、
8分音符は4分音符の1/2=0・5
3連符は4分音符の2/3=0.67・・・stacc.で0・5
でチャラという計算では?(笑)
とにかく、ここではすべてのパートが4/4系ではなく6/4系で動いているので
8分音符は不自然。前からの流れを中声部だけ変えたくなかったのか?
副次部を見据えているのか?
音価の点では木管の方がさらに不自然!(シャルク版は整然としているね)

とにかく、副次部の頭ではなく、この場所にブルックナーはあとからC=4/4
を書き加えているのだね(ハース、ノーヴァク不採用)。