改訂版に由来する処理が原典版での演奏にも影響を与えている例がある、
というのはブル演奏における一般論として認められるところだとは思うんだが、
第5番の場合、古い世代の指揮者で改訂版の全曲録音を残したのはクナだけなので、
内藤説の根拠がどうもよく分からない。
(改訂版時代の演奏のテンポについて触れた資料があったりするのだろうか?)

あと、内藤のブログによるとブルックナー・ジャーナルから、
「2009年11月号で取り上げたい」と連絡があったようなので、
同誌に上の疑問について何か参考になる記述がなかったかどうか、
もし購読している人がいれば教えていただけるとありがたい。