>>582
それにも意味があるんだってさ。
終曲の歌詞をDona nobis paceme(われらに平安を与えたまえ)を、
Gratias agimus tibi (われら汝に感謝を捧げまつる)という歌詞に掛けることで、
終曲の「平安を与えたまえ」が、単なる嘆願ではなく、すでに平安を与えられていることへの神へ強い感謝の表現であり、
それは死が確実に迫っていると自覚していた時期に成されたこの作品の仕事の完結を迎えて、バッハ自信が生涯すべての創作に対して感謝を示しているのだという考え方がある。
一応、有力な説にはなっては居るんだけど、なんか飛躍も感じられなくもないから、なにがなんでも、この説に囚われて聴く必要もないと思うけどね。

ただ、この終曲でのパロディーを単なる借用との批判は「学者さん」達の間では弱まってるのは、確かみたいだよ。