内藤彰「未来のための演奏論」
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0094名無しの笛の踊り
2009/03/12(木) 16:28:45ID:vYFHPIjYていねいにありがとう。
結局、20世紀中頃までのビブラートを抑え気味の手法が、
20世紀後半のビブラートを多めに使った演奏より有効という主張だな。
フルトヴェングラー、ワルターなどの戦前期の録音は当然前者だと。
戦前からソリストがビブラートを使ったのは、ソロでも迫力を確保したり、
桶に埋もれないためだろうが、
これは理解できる(ノリントンも戦前のソリストには肯定的だったかと)。
オケについては、分水嶺をはっきり引けるわけではないから、
戦中・戦後初期の録音はスチール弦普及とあわせて、
ケース・バイ・ケースだろうという気がする。
アメリカの最近の流行を基準にすれば、
初期カラヤンのビブラートも抑え気味ということになるわけだから。
ワルター・コロンビアについての見解はよくわかり、同意。
そうまとめてしまうと、ひどくまっとうな議論だが、
フルトヴェングラーの録音のかなりの部分(というか大部分)、
カラヤンの録音のかなりな部分は、
スレタイの本の理屈でも結局「正しい」ことになるな。
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