内藤彰「未来のための演奏論」
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0760名無しの笛の踊り
2009/05/25(月) 22:30:28ID:qYnCyyoI当時の奏法を実際に聴いた人は、現在この世に一人もいない。まずこれが前提。
すべてのピリオド派は推測で成り立っている。これはどの古楽器奏者も認めること。
その上での議論になるわけだが、推測の手がかりは存在する。
実際にレオポルド・モーツァルト著の教則本にはヴィブラートに関する記述があり、
そこには「ヴィブラートをかけすぎないようにするほうが趣味はいい」と書かれている。
ということは、モーツァルトの父親が生きていた頃からヴィブラート奏法は確実に存在し、
しかも趣味がいいか悪いかは別として大きな振幅のあるヴィブラートもかける人はいたということ。
これが、史料から間違いなくいえる事実。ここまでは定説化もしている。
なのにこうしたことを知りもせず、また知っていても無視か軽視して、
「ノンヴィブラートが正しい」などと断言してしまう態度は
全く学問的じゃなくてお笑い種。
どんな底の浅い本を読んで知恵を付けた(つもり)なのか知らないが、
ちょっと聞きかじったものからすぐ影響を受けて脊髄反射的に信じ込む態度こそが一番愚か。
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