「クラシック音楽 未来のための演奏論」
内藤彰(東京ニューシティ管弦楽団 音楽監督)著
毎日新聞社 2009年1月30日刊 2300円

20世紀から現在までのクラシック音楽演奏は、すべて誤り
ピリオド奏法だけが正しい。(シベリウスぐらいまで)

ヴィヴラート奏法で、古典派やロマン派の曲を演奏したい場合は、
くれぐれもそのスタイルが、本物であるという顔をなさらないでいただきたい

演奏家は、ピリオド奏法など現代の音楽的研究分野の進歩を潔く認め、そうした動向に協力しつつ静かに後進に道を譲る
間違っても過去の自らの道に固執し続け、結果として変貌を遂げつつある世界のクラシック音楽界の流れを阻害することにならないよう、
是非とも気をつけていただきたい。

20世紀の演奏を全否定する革命論、まさに「未来のための演奏論」である。