>>82
なるほど。それならきっと、葛藤に呻吟するマーラーの苦悩を聴くことができるかと。
自分もかつては、そのような聴き方をしていたはずなんですが、いつしか音の饗宴
に身を委ねる聴き方になってしまっていたことに、改めて気付かされたというか....。

今回の演奏は、ちょっとやりすぎの感もしないわけではありませんが、それでもなお
ひとつのアンチテーゼとして、また極めて挑戦的に、マーラーの音楽が示している
一筋縄ではいかない独自の世界を描き出そうとしていた点を大いに評価するのです。