しかし、ベートーヴェンに階級とか上流階級とか、全く似つかわしくない。
やっぱり諸悪の根源は、誰の入れ知恵か考えか知らんが、第九を定期的に演奏することだと思う。
これでベートーヴェンは世界平和を歌ったとか、変なうんちくが広まってしまった。
ハンクラと32番こそベートーヴェンの音楽性がストレートに現れた傑作だ。
ヨーロッパ人だけでなく、南米人にも日本人にも音楽を理解する、理解しようとする者に時代と文化を超えて、
楽器や音響と関係なくダイレクトに伝わる。

年末の第九を聞く度に申し訳ない気持ちになってしまう。
あれを見ると、日本人にベートーヴェンを聞く資格があるのかもあやしい。
単なる客集めのイベントにされてしまった。
作曲家の気持ちと同様に本当に純粋な気持ちで何かを表現したい時以外、演奏してほしくない。