メンコン、チャイコンじゃあ21世紀のこの時代になんかモノ足りないんだよな!と多くの人が思ってる。
ベト、ブラはヴァイオリン協奏曲というより交響曲的要素が強しで、ヴァイオリンヲタからは好感が持たれてない。
このジャンルが、ピアノ協奏曲程に華やかな人気を博していない原因は、この辺りなのかも知れない。

シベリウスは所詮は北欧音楽といったクラの本流から外れたもので低俗であるとか、人気の一方、評価はかなり低い。
これに対してプロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキー達は古い様式を踏襲しながら各々独自の正統的発展を示しており、
単にロシアモノとかいう評価を免れてるのは遉だが、いかんせんどれもネガティブ過ぎて、人気を獲得するのは困難だろう。

そんな状況下で、再発見的に見直されるべきはパガニーニ(1番、2番)なんじゃないかと思う。
「ジャッジャーン」ばかりでオケがあまりにも貧素だから評価は低いが、
ツィメルマンが弾き振りでショパンのピアノ協奏曲のオケを見直させた様な演奏は出ないものだろうか?
パガニーニのコンチェルトをヴァイオリニストが弾き振りするとかは技術上困難だろうから、
アッカルドが自分と意思を共有できる指揮者を獲得した上で再録音してくれればそれに近いものになるかも知れない。