>>679 >邦人作品というとそういう曲ばかり出てくるじゃさみしいね

まったく同感ですね。
実は自分はアンチ邦人派なんだけど藤掛廣幸だけは受けるパターンを確立した点で評価しておりやす。特に

<パストラル・ファンタジー>
 対位法の全面的な活用。ホモフォニー中心だった業界では画期的な曲でどのパートで弾いても楽しい。
<グランド・シャコンヌ>
 古典的舞曲をモチーフにしてピッキングを活かした。スウィングするのも当時としては斬新。
<じょんがら>
 日本民謡をモチーフにしたのが新鮮。ピッキングとシンコペーションでマンオケの特徴を活かし歌唱も取り入れて新しい可能性を示した。

の3曲は傑作かつ名作だと思いますよ。逆に甘ったるいだけの<メルヒェン>シリーズや<セレナーデ>シリーズは評価できませんな。
その他の作品は<セレナーデ+じょんがら=詩的ニ章>みたいな感じで既存の受けパターンを組み合わせているだけ。

問題は藤掛が確立した受けパターンを後続の業界出身作曲家が安易に流用していることでしょう。
パストラルやシャコンヌの骨組みにセレナーデをゴテゴテ着け増したような曲にはいい加減うんざり。みんな最後はジャジャーンとffで終わるし。

せっかくパクるんだったらピッキングの活用や民俗音楽をモチーフとする方向を試してほしかったと思うのであります。