>>653
今の段階ではまだ技術的にもコスト的にも無理でしょう。

人間はノイズがあるからこそ古い録音を音楽として認識している、とのこと。ノイズを取るだけの加工をしてしまったら逆に聞き苦しくなるようです。
http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/a/continuityIllusion1/ja/index.html
となると、基本的にオケの音を楽器ごとに分けて、各楽器の音を徹底的に補修して、ステレオにミックスするしかないと思いますが・・・

まず録音時間の何分何秒から何分何秒まで何の楽器が鳴っているかを解明するだけでも大騒ぎです。
古い録音をコンピュータに分析させるのはまず無理でしょう。指揮者コンクールで優勝するような音感のいい人間が聴音しても、悪い音をどこまで聞き分けられるでしょうか。
当時の指揮者の常道としてフルトヴェングラーはオーケストレーションをいじったから、スコアを見ただけでは駄目です。

オケの音を楽器ごとに分析できても、その楽器の音を、音高やら音色やら残響やら何から何まで正しく修復するのがまた難しい。
「1942年にベルリン・フィルのフルート誰それが旧フィルで吹いた音響を(奏者の癖も含めて)正確に再現する」のは現段階では絶望的ではないでしょうか。