超一流指揮者ベームを今こそきっちり見直すスレ
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0263名無しの笛の踊り
2009/03/25(水) 21:07:41ID:GTtbZFss冷酷無比なほど厳しい人だった。普段はとても気さくなこの老人は、指揮台に上がると別人
のように人が変わった。わずかなミスでも決して見逃さず、ときには非人間的な態度で団員
を責めた。その変化があまりにも激しいために「ジキルとハイド指揮者」とも呼ばれた。
また、彼はカラヤンの練習を見て「よくあんなに忍耐強くできるものだ」とも語った。
ベームは戦後、とくにウィーンフィルとの結びつきが強くなったが、彼らとの演奏回数が増
えれば増えるほどベームの要求は過酷なものになった。また、あるときはベームが大爆発を
起こし、このコンビが解消される危機さえもあったという。ベームは誇り高きウィーンフィ
ルに向かって「お前らのようなド下手クソどもなどとはもう2度と振るものか!!」と言い
放ったというが、こんなことが言えた指揮者もベームが最後だろう。しかしウィーンフィル
は戦前から空席になっていた常任指揮者のポストをベームに提供しようと申し出たが、地位
や名誉への欲がないべームはこれを、これを断っている。(カラヤンなら二つ返事で引き受
けただろう)このようなベームだったから、その音楽も華麗さからからは遠い事はだいたい
想像がつくだろう。しかも、彼はレコード用録音は生硬、本領はライヴだと言われた。
ベーム存命中のライヴ放送は人気が高く、その時代、音楽に接していない若い世代にはベー
ムが受け入れられないというのは分からないでもない。
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