組合活動による首席奏者降格は不当 大阪シンフォニカーに府労働委

 組合に加入しオーケストラの労働条件の改善を求めた首席奏者を降格したのは
不当労働行為にあたるとして、大阪府労働委員会は30日、大阪シンフォニカー
交響楽団を運営する大阪シンフォニカー協会(堺市)に対し、降格の取り消し
などの救済を求める命令書を交付したと発表した。
 同委員会によると、救済を申し立てていたのは男性奏者と、日本音楽家ユニオン(東京)。
 男性奏者は楽団員の交通費や病欠時の処遇改善を目指して平成16年2月に
同組合に加入。協会と交渉していたが、19年4月に首席奏者を降格され、
相当額の手当を減額された。
 同委員会は組合活動を理由とした降格は認められないとした。