私は高校時代にムラヴィンスキー=レニングラード・フィルのLPで、
チャイコフスキーの「悲愴」を刷り込まれたのですが、その後、
40年くらい前のN響のひどい演奏がトラウマとなって、この曲を
生演奏で聴くのを避けて来ました。しかし、22日(木)の
キタエンコ=N響の演奏は私のトラウマを払拭してくれるのに充分な、
大変良い演奏でした。但し、毎度のことだけれども、指揮者・演奏者に
対するリスペクトが無い聴衆には困ったものです。あの時間を指揮者・
演奏者・聴衆が共有しているということを考えて欲しいものです。
それを考えれば、少しは自制するべきことをわきまえるでしょう。
第一楽章の始めの騒々しい咳き込み、第三楽章終わりでの拍手、
曲が終わってからの早々の退散、エトセトラ、エトセトラ。