>>62
オペラを遠い世界のお姫様や英雄のおとぎ話とは思っていないが、
作曲家が作曲する際に設定した時代背景は最も大事。
その時代背景にあった音楽が作曲されているからだ。
いまの時代背景を採用するのであれば音楽も変えねばならない。

読み替えというのは、こうだったら面白いんじゃないか?でしか存在し得ない。
読み替え演出など歓迎すべき風潮では無い。
その時代その時代にあったオペラで、観客に受け入れられる作品が少数しか存在していないだけだ。

でなければ、設定が変わっても音楽が同じなのであれば、逆に作品の個性は失われてしまう。

音楽と作品の時代設定は本来変えてはならない。
読み替えなど、ただの意表をついた演出でしかない。
作品のト書きを守った上で頭を働かせた演出をするべきで、
客の意表をついた読み替え演出が優れた演出などと思っている演出家、批評家共は非常に浅はかとしか言いようが無い。
それは、ト書き通りではもはや演出不可能と自ら白旗を揚げているに過ぎない。