SP時代の指揮者・演奏者スレ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0227名無しの笛の踊り
2011/12/17(土) 01:20:24.29ID:wkp6W5ECEduardo Mörikeのアコースティック録音から電気初期の録音も好物だ。
こいつは詩人のエドゥアルド・メーリケの甥っ子で、たしか1931年に亡くなったんじゃないかと思う。50代で亡くなっている。
ドイツのParlophonにシンフォニーを続々吹き込んで、
有名なのはFrider Weissmannの「第九」の第四楽章だけ
メーリケが振ったというやつだが、どうも機械録音時代はこいつは
鵺のようであまり上手くない。強いて言うならベートーヴェンの
7番がそこそこ聴かせるくらいだが、どうもまったりした指揮者だった。
ブラームスの4番を断片的に吹き込んだやつはすごく良かった。
これは全曲、吹き込んでいたと思う。
こやつの一番の名演は何か?以外にもチャイコの「胡桃割人形」なんだ。
笑わないでほしい。これは本当に上手い。
しかも、一般的に省略される繰り返しも馬鹿丁寧にきちんとやっている。
オケ物を大正期から集めていたギガント・コレクター故O氏から
教えていただいた。O氏はあとサン・サーンスの「死の舞踏」が
良いと云っていたが、それは不幸にも聴いていない。
パーロホンの2枚組で、この曲を3面でやるということは
これも馬鹿丁寧に振ったんだろう。日本パーロホンでも出ていた。
なお「胡桃割人形」も日本盤で出ていて、
没後の発売なので late Eduardo Mörikeと記されているのを
悲しくみつめてしまう。
長生きしていたらもうちょっと上手くなった指揮者だろう。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています