同じ美人アキコという事でこの演奏。
ttp://jp.youtube.com/watch?v=7jpIG5MuEE4&feature=related

個人的には表現、解釈等シベリウスにしてはユニークすぎて
あまり好みではない。

ただ、マイヤースは、オーソドックスから外れた表現をするために、
自分のやりたいエクスプレッション、アタックを事前によく検討した上で
同じフレーズの同じ場所に、音もコントロールして付けている。
難易度に振り回されず、表現に一貫性と明快な意図がある。
だから速いテンポでも音程が正確で、楽器を無理矢理鳴らすような事も無い。

マイヤースも、みどりや竹澤恭子も、年齢は諏訪内より上なのに
ほとんど演奏の質が落ちていない事を考えると、
諏訪内の「弦押さえ過ぎ&強気引き抜きボーイング」と
「楽譜無視のなんちゃってデフォルメ」はフランス生活の悪影響としか思えない。
普通に弾くと「ドイツ人みたいに弾くな。つまらない」の国だから。

加えて、ヒラリー・ハーンの影響が絶大なのか、今はもうジュリアード経由の若手ですら、
古典を重視、基礎をおろそかにしない演奏をする。コンクール入賞者ももう
決して悪くないよ。神尾真由子で思考停止しないように。