http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/12/02/07.html
奇行数々…紅白2度出場ヌッツォが覚せい剤

テノール歌手でNHK紅白歌合戦にも出演したジョン・健・ヌッツォ容疑者(42)が、
覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で警視庁荏原署などに逮捕されていたことが1日、分かった。容疑を認めている。
ウィーン国立歌劇場と出演契約を結ぶなど国際的な活躍を見せる一方で、
公演への出演を度々キャンセルするなど奇行も話題になっていた。

調べでは、ヌッツォ容疑者は11月27日午後6時すぎ、東京都品川区の路上で、
ズボンのポケットに覚せい剤約0・7グラムを所持した疑い。
警察官が職務質問し、所持が判明した。「ばかなことをした」などと反省した態度を見せているという。

00年にウィーン国立歌劇場のテノール歌手として出演契約。
02年と04年には紅白歌合戦にも出場するなど、お茶の間での知名度も高かった。

一方、クラシック音楽界では、過密スケジュールによる練習不足や相次ぐ出演キャンセルで
評価を急降下させていた。
新国立劇場オペラ劇場の公演では、04年2月の「スペインの煌き」を体調不良を理由に降板。
05年3月の「コジ・ファン・トゥッテ」は、頚椎(けいつい)椎間板ヘルニアの治療のためとして、本番1カ月前になって出演辞退。
劇場側が代役探しを含め大慌てする事態となり、当時のトーマス・ノヴォラツスキー芸術監督が激怒。
所属事務所に厳重抗議をし、事務所側もマネジメント契約を解除した。

04年の紅白歌合戦も頚椎椎間板ヘルニアのため、リハーサルを欠席。本番で歌詞を間違えるなど、騒ぎが絶えなかった。

最近は国内外で大きな舞台や役に指名されることはほとんどない状態。
関係者によると、10月にオペラ歌手ミルバのコンサートにゲスト出演したのが最後だったという。

東京都大田区にある2階建てアパートに住んでおり、近隣住民は一様に驚いた様子。
70代の主婦は「よくあいさつしてくれる人だった。
ニュースを見てびっくりしました」と話し、36歳の主婦は「時々、歌っている声が聞こえていた。まさか」と絶句していた。
[ 2008年12月02日 ]