音楽そのものを知るほどに,聴く音楽は限られてくる。
特に,見知らぬ曲の楽譜を読んで感動できるほどの力がつけば,
既知の曲を聴く必要が ほぼなくなる。

その過程で,真っ先にふるい落とされる音盤は,古弁モノだろう。
スコアの読破をし,古弁の芸風を一つ二つ知っていれば,想像の
範囲内の音響だけが音盤から再生される。

そうなれば,もう,古弁の音盤など要らない。