クレのマラ7を手放しで絶賛してきたのは、俺の知る限り、吉井亜彦だ
彼は、「ポジに対するネガ」「昼に対する夜」「常識に対する非常識」と
価値の根本的転換を迫る音楽とマラ7を捉え、それを音として理想的に
実現した例は、クレンペラー盤しかない、と昔から主張していた。
英国本国の評価は昔から低かったのは周知の通りで、日本でもマラ7が
最近まで人気薄だったことを考えると、吉井の先見の明は確か。
あと、録音状態が、クレの録音中最高だと、これまた的確な指摘をしていた
吉井の意見に賛成しかねることも多い俺だが、クレ=マラ7の高評価に関しては
全面的に賛同したい