>>60
>それにしてもこのLP音いいっすね

うるさ型のオーディオマニアではマルチ録音する寸前のEMIの録音は至上とされることが多いです。
実に高い見識を持った録音だと感心することが多いよ。「夜の歌」もそのギリギリのころのはず。


>>61

やっぱりねクラシック音楽の基本は交響曲ではなくオペラだと思うのねん。
オペラはまったく聴かない立場なんだけどやはりクラシックの基本はオペラのレスタティーボ。

クラシック音楽はレスタティーボの延長線上のもの。
そのレスタティーボが間延びしたらグダグダになっちゃう。
日本人からするとある程度せっかち?と思えるようなテンポ感はどうしても必要。

日本人は、アーウーエーでどうにかなるけど印欧語族は間を詰めなければ語法自体が認識できなくなる。
いわゆるピリオド楽器の演奏を聴くとつくづくそのことを感じる。

それで言うと朝比奈の音楽はまったく子音が感じられない、母音だけの演奏だもの。
とても好感を持って聞いているけどあれはドイツ的でもなんでもなく日本人ならではの音楽。

イタリア語は微妙だけど印欧語族は基本的に間を詰めないとつらい言語だと思っている。
クレンペラーは子音偏重の方法論でありながら、なぜかしら生々しい母音のハーモニーへの感性がある。
そのハーモニーは渾然一体となるハーモニーではなく、各自が勝ってバラバラに主張しながらまとまるもの。
それが私にとってはとても魅力的なんだな。だけどそれは印欧語族にとっては異形そのものでもあると思う。