>>55

もの凄く勝手ものの判っていない自分の持論なんだけど。。。

欧米の人たちの言語は子音優先だから、テンポが遅くなると日本人よりも遥かに冗長感が増す。
それがブルックナーのようにオルガンを髣髴とされる音響だと割り切って聞くことはできる。
それだからチェリみたいな演奏を受け入れる土壌はないわけではない。

しかしオペラも普通に指揮していた一般的な作曲家の曲がこれだけ遅くなってしまうと、
語彙、つまり子音を元とする語法自体が聞き取れなくなっているのだろうと思う。
そのため非常に聞き慣れた曲を除いて晩年のクレンペラーの評価が低いのだろうと思う。

対して日本人は母音偏重の民族。それだから子音が聞こえようと聞こえまいとテンポの変化には意外と柔軟。
そこが日本でクレンペラーが受け入れられている背景のひとつだろうと考えている。