「浦島太郎」
この昔の物語を、オペラ「ペレアスとメリザンド」の作者に書いてもらいたい。

海鳴のエコーや波を背景に、ゆったりと泳ぐ亀の背に乗って徐々に竜宮城に
導かれて行く太郎。
竜宮城では、静かな舞を舞う美しい魚たち、乙姫さまが静かに歌う。
夢のような日々が過ぎて行く。 ある日、浦島太郎は乙姫に語る。
「あなたは何を悩んでいるのですか?」
「はい、故郷の両親のことが心配なのです」
「では、お帰りなさい・・」
決して開けるな言われた玉手箱をお土産に、亀に乗って故郷の浜へ向かう。
そして、静かな夕日に照らされた海べに到着する。