フルネの練習はかなり厳格らしく、説明もなく何度も延々とやらされる。
1つのパッセージで、3時間も同一奏者に延々と弾かせるなんてことも。

フランスのオケから追放されたのは、厳格な練習についていけない楽員のせいです。
当時のパリ管は即興のクリュイタンス、楽勝なミュンシュに慣れている。
国立管もチェリを1年で追い出した(規定路線といえばそれまでだが)。
マルティノンも練習は甘い。

オランダの3つのオーケストラはいずれも機能性が高いが、
こういう厳しい練習に耐えられる力があった。
メンゲルベルクは言わずもがな、ベイヌムやハイティンクも練習熱心。
フルネが若い頃よく振ったチェコ・フィルも、ちょうどアンチェルに鍛えられていた時期だし。