、「コシ…」はとにかく素晴らしかった! あのレベルの上演ってのは、
現地に行ったからといって必ずしも観られるものではないで
しょう。指揮者、歌手陣、オケ、演出・舞台、それぞれが高い
レベルで融合して、それはそれは見事な音楽世界を創造してくれました
。至福。一方の「フィデリオ」は力演。小澤さん、かなり力入ってたし、
歌手陣もオケも、十分にそれに応える働きを見せてくれたと思います。
が、やっぱり何かが「違う」。指揮者の求めるもの、感じているものと、
歌手陣やオケが持っているもの、つまりはまぁ「音楽」なんだけど、そ
こに、やっぱり(大きな?)相違があるんだと思うんですわ。その"ズレ
感"が、力演ではあるんだけども、それが音楽的高揚感に繋がりきれなか
った要因なのではないかと。両日とも会場は沸いてましたのでね、これは
あくまでも私の所感でありますが...。