ああ月光はインタビューなんかでもたびたび好きだと言っていたね。
確かに第一楽章なんて好きそうな感じ。

教授セレクションはやっぱり「知るを楽しむ」の内容に沿うような感じだね。
よく思うんだけど、グールドのモーツァルトはなぜあの奇矯性みたいな面ばかり
クローズアップされるんだろうね。面白半分で聴く人が多そうで何か嫌だ。
ライブの10番のソナタや24番のコンチェルトを聴けば、彼は素晴らしいモーツァルト弾き
でもあったことは明らか。もっと広く知られてほしいと思う。
常人には遠く及ばない、深い理解があってこそのあの全集なわけで、そこを端折って説明してほしくない。
吉田秀和が言っていたね、「モーツァルトはグールド自身の歪んだ自画像」だと。
その通りだと思う。