スパルタンな奴をトップに据えて淘汰させるって手もある。
まあ、そいつがオケ的な意味で本当に上手くないとリスクが大きいが。
何にせよ、ヴィオラが下手糞だと時間の無駄でしかないということに、
当事者も周囲ももっと気づいてもらいたいよね。

まあ、俺もオケでヴィオラ弾いてる人間だが、最初にトップになったときの最初の目標が、
練習でヴィオラのために無意味な時間を使わせない、ということだった。
悲愴の1楽章の合わせでヴィオラが出てくるたびに止まりまくったら誰だってぶち切れだろう?
運命の二楽章冒頭でチェロとヴィオラのオクターブユニゾンが合わなかったらベートーヴェン号泣するぜ?
オケコン3楽章の中間部でバルトークが書きたかったのはクラスタートーンじゃない。
ヴィオラの高音域でしか出ない音が必要だったから、ショスタコは革命の1楽章中間部でああいうオーケストレーションをした。
そう、ヴィオラのパートソロはコンパ芸じゃないんだ、ってオケの面子全員に判ってもらうのに5年くらいかかった。

陰に陽に色々喧嘩もしたよ。陰口叩く奴も逃げ出した奴も沢山いると思う。
実際、今俺がトップやってるとこのヴィオラはここんとこずっと人数が足りてない。
俺のイエスマンばっかになっちまった。全く金正日の気分だぜ。まあ自業自得だね。
でも、誰かさんと馴れ合ってるより、いい音楽をしたかった。いい演奏をしたかったんだ。
今だってそう思ってる。だから今でもヴィオラを弾いてる。

俺のやり方は多分最悪の部類に属するだろう。今更言い訳しても仕方ないことだが。
でも、俺くらい音楽が好きな奴なら、俺の気持ちだけはわかってもらえると思う。
そう信じていたい。
少なくとも、ヴィオラ弾く奴は俺と同じくらい音楽が好きであってほしいな。