(トゥーランドットの初演時のエピソードを紹介した後)
「しかし、この話、日本がヒットラーとムッソリーニの同盟国であった時代の二十年間も知らされなかった事実は、私にショックをあたえた。

〜中略〜

私は無知だった私をあわれみたくなかったので、反対に、トスカニーニをのろった。以来、つとめて、私はトスカニーニの行動、演奏する音楽の裏側を発見しようとするようになった」


なんかさ、ストーキングで捕まった奴の独白を聞くようでさ、読んでて哀しくなった。こんな私小説的なことを平気で活字にしちゃう時代だったんだな・・・ 黙ってりゃいいのにって思うけど、書かないではいられない気質なんだろうな。