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国際コンクールを運営していくには莫大な費用がかかります。以前には、
チャイコフスキーなどは国のメンツにかけてということで、旧ソヴィエト連邦
による大々的な国家的支援があり、安泰に運営できていたのです。しかし、
旧社会主義圏の崩壊に伴い、こうした国家の援助は全くなくなり、どの国際
コンクールとも、その費用の捻出には大変な苦労をしています。

チャイコフスキーなどは、その費用の調達のメドが立たず、何度も中止の噂が
流れました。
そうした国際コンクールの救世主として現れてきたのが、日本の企業なのです。

チャイコフスキー国際もトヨタ自動車が費用のほぼ全額の面倒を見る一大スポンサー
となり、実質「トヨタサキチ記念チャイコフスキー国際コンクール」だとまで称され、
ヴァイオリン部門では見事神尾真由子さんが優勝しました。

ロン・ティボーも運営資金難からコンクールの廃止は時間の問題と見られていた
のですが、突如としてフジテレビがスポンサーに名乗りを上げ、コンクールが
継続できることとなり、ヴァイオリン部門では見事南紫音さんが2位に入りました。