この人の著書はペシミスティックな内容だけど、作曲家の人生としては
とても理想的じゃないかな。本人の知性、才能もさることながらクララ・シューマン並みの才媛の妻が
自作の初演など終生献身的に尽くしてくれたし、作品は玄人からも一般聴衆
からも歓迎され崇拝されるなど「幸福だった私の一生」はミヨーよりも
オネゲルに当てはまりそうだ。
健康と長寿に恵まれなかったのが残念だが、それでも愛妻に抱かれながら息絶える
なんて死に方としては最高だ