>>518
まあその3人は19世紀後半以降のドイツ圏を中心とするクラシック界
の恩恵を受けてるのは確実だろうね。
その半面、グルック、パイジェッロ、チマローザ等に代表されるイタリア、フランスで活躍した
オペラ中心作曲家は実力と曲の知名度が現代では著しくかけ離れてしまっている。


マイナー古典派というとすぐクラウスだのヴァンハルだのコジェルフだのの交響曲を
持ち出してモーツァルトより凄いなどという奴がよくいるが、(まあコンチェルト・ケルン
あたりに感化されたイタい古楽オタだろうが)、そういう奴らに比べれば有名な3人の方が
よっぽど聴いてて面白いし才能の面でも抜きんでているように思う。

あくまでウィーン周辺や、ドイツ・オーストリアの範囲に限ればその3人が実力トップなのは間違いないが、当時は
パリやナポリがウィーン以上に最先端の音楽の発信地だったという事実も忘れてはいけない。

古典派というとソナタのような形式偏重の音楽というイメージがあるが
それは器楽偏重ドイツロマン派からの視点で見た一面でしかないと思うんだよね....
そういう視点のみで見ればやはりハイドンモーツァルトベートーヴェンがこの時代の
頂点であり、別に運がよかったとかそういう事ではないだろう。

ただグルックやボッケリーニ、ケルビーニ、パイジェッロやチマローザといった作曲家は
ドイツ的価値観とは違った意味で大作曲家であり同列に評価されるべき。