知られざる古典派をメインに語ろう
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0387名無しの笛の踊り
2009/10/25(日) 16:51:26ID:7xqV6bH7オラトリオ『イエス・キリストの受難』(1770以降)。
久しぶりに聴いてみると、
合唱曲の比率が若干多いこと以外は、同時期の世俗音楽オペラそのもの
になってますねこれ。
この曲の正式なジャンル名はComponimento sacro=宗教的作品。これは同時期の
イタリアでよく見かけるジャンルで、聖書等の宗教的題材を、当世オペラ風
に作曲してしまう便方のようなジャンルという感じ。
台本作者が、当時のオペラ・セリアにおける大御所メタスタージオだ
という点も、この作品の傾向・性質を端的に示しているかも。
個人的に最も気に入ってる曲は、キリストの弟子の1人アリマテアのヨセフが歌う第9曲
のアリアだが、この曲は、歌詞に相応しいとは思えない。
古典派時代の声楽曲では非常によくあることだが、この歌詞でこの音楽?????
というミスマッチぶりの好例かもしれない。
音楽を聴いているだけだと、威厳と格調のあるオペラ・セリアを通り越して、
オペラ・ブッファのおどけたアリアを聴いてるような気分になる。そこがまた面白い。
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