クレメンティの交響曲は現存するものだけで

@ 交響曲変ロ長調Op.18-1(1787出版・ロンドン)
A 交響曲ニ長調Op.18-2(1787出版・ロンドン)
B 交響曲第1番ハ長調(1807頃以降)
C 交響曲第2番ニ長調(多分1807頃以降)
D 交響曲第3番ト長調「大国民交響曲」(1823?・ロンドン)
E 交響曲第4番ニ長調(多分1807頃以降)

これだけあるね。でもB-Eはクレメンティの未完成の手稿を基に
20世紀の人間が「完成」させた、というもので、どれだけオリジナル性が
保たれてるのかはちょっと疑問。第1番の手稿譜は米ワシントンDCに現存する
そうだね。個人的には、鰤の音盤(93358)の解説でも
「ベートーヴェン風」と書かれている第2番と
第4番(こちらもベートーヴェン風)が好きかな。
彼のオケ曲は、活躍地ロンドン以外にパリ、ライプツィヒ、ミュンヘンでも
演奏された記録があるという。
「ベートーヴェン風」の交響曲、特に主題の展開等の構成面ではなく、
強弱法を含む管弦楽法でそれ風の交響曲はベートーヴェン以外にも同時期の多くの
作曲家が作曲していて興味深い(いわば当時の流行?)。
あと、クレメンティの交響曲では@以外の全ての曲に緩やかな序奏が付いて、
全曲にメヌエット楽章がある(ただしスケルツォ風)ね。