【ひの饅】痛いレビューを晒すスレ5!玉座【自演】
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2009/06/07(日) 15:57:52ID:8GUJOaCPhttp://nekossika.blog27.fc2.com/blog-entry-183.html
ブレーズとパリ・オペラ座による1966年録音のベルクのヴォツェックです。全体に歌手が弱く、
ワルター・ベリーのヴォツェック、イザベル・シュトラウスのマリーはじめ、
イタリアオペラ風の朗誦でこのきわめて内容の濃い問題作の台詞を「歌唱」に貶めており、
歌手を聴くのはかなり辛いのですが、ここではブレーズの指揮するオーケストラの部分が聴き物です。
このオペラの第一幕が5つの性格的な曲、第二幕が5楽章の交響曲、第三幕が6個のインヴェンションと、
それぞれ(各々の幕の各場とともに)独立した器楽曲の形式をとっているのは有名な話ですが、
この演奏ほどそういった器楽曲的な形式面をはっきりと示した演奏はありません。前衛音楽の闘士として作曲、
分析、評論と八面六臂の活躍をし、もっとも脂の乗り切った時代の録音だけあって、
ここでのブレーズの演奏は精緻そのもの。歌手の部分を聴かずにオーケストラパートだけを緻密な管弦楽曲として聴くといいかもしれません。
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