【ひの饅】痛いレビューを晒すスレ5!玉座【自演】
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2009/05/12(火) 23:50:20ID:JZ8nmS6xhttp://nekossika.blog27.fc2.com/blog-entry-174.html
アマゾンで取扱いがないので画像だけですが、ロシアの作曲家、ピアニストのアントン・バタゴフのピアノ演奏によるバッハ、フーガの技法です。
この演奏ではバタゴフは各フーガの始め、主題の提示を音をぽつぽつと鳴らすことによって演奏します。
スタッカートですらなく、隣の音とのつながりを一切感じさせないぽつねんとした音の連なりをもって主題の提示をするのですが、
そこからは調性音楽の開始とともに始まり、バッハによって完成された、それ自体として完結し、
ある種の性格を持った旋律としての主題を持つフーガでなく、
この無味乾燥な主題を持つ作品にオネゲルやデュファイといった純粋対位法の時代の作曲家の、
単に音楽を展開させる素材としてだけのための主題を扱う作品を見る眼差しを持っているようです。
初めの提示以降、応唱ではそういった弾き方でなく、普通にレガートないし隣の音とのつながりを感じさせるスタッカートなどで弾いているですが、
初めの提示の仕方と初志貫徹していないと見るべきでなく、主題からさまざまな流れがうねりだすこの作品では、
そういった派生した線の流れとの整合性を持たせるために当然と言えるでしょう。とはいっても作品中主題がそのようにして現れるたびに冒頭の主題の提示の仕方を思い出して、
先の純粋対位法の作曲家たちによって勃興された本来の意味の“Kontorapunkt”の意味を我々に感じさせます。きわめて示唆するところの多い演奏と言えるでしょう。
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