【ひの饅】痛いレビューを晒すスレ5!玉座【自演】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0505保存用
2009/04/08(水) 22:38:44ID:5asmaFQXhttp://nekossika.blog27.fc2.com/blog-entry-173.html
最近はlast.fmをいじるのにはまっています。
Naxos、BIS、Hansslerのレーベルの大部分がただで聴き放題で、Naxosはともかく、
一枚が高いBISやHanssler社のものは今まで興味がありながらもなかなか買うまではいたらなかったものが多く、聴いていて実に楽しいです。
驚きなのはHanssler社のギーレンの一連の録音集。
ギーレンがここまで豊満にオケを鳴らすとは思いもよりませんでした。
どれだけ豊かにオケを鳴らしても一つ一つの楽器の音色は明晰で、構成を決して見失っていません。
バルトークのオケコンの序奏の凶暴な執拗さ、ブラームスの交響曲の主題から派生した経過句の描き方の見事さ、
ブルックナーなどでは交響曲のいわゆる「ブルックナー休止」から次の旋律が生き物のように有機的に流れ出し、
今まで挙げたような美質が最も溢れたのがおそらくはマーラーの交響曲第9番でしょう。
BISの鈴木雅明のほぼ全録音も聴き放題です。
中でも平均律第2巻がお気に入り。調律の工夫から各調ごとの響きの雰囲気の違いが出、
Fis系など調律の音のねじれから諧謔的な風味が現れるものまであり、聴いてて実に楽しいです。
あとはハンス・ツェンダーのウェーベルンの変奏曲!これは驚きです。
ツェンダーは言ってしまえば非常にそっけない感じを与えるかなり即物的な音楽作りをする指揮者で、
以前彼の指揮する何かの曲を聴いたときは面白くも何もなかったのですが、このウェーベルンでは彼の乾いた音楽作りが見事に合っています。
ウェーベルンの音楽のリズム動機、細胞がこれほどはっきりとした形で耳に現れる演奏はなく、
ブーレーズ、クラフトでさえこれほど印象のある演奏はできません。これは聴くといいと思います。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています