「観念論者たるブーレーズの極めて峻烈な音楽美学」
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 ピエール・ブーレーズによる作曲家、音楽学者であるセレスタン・ドリエージュとの1970年代の対話です。
前衛音楽の闘士らしく、そこで開陳される音楽論、音楽美学は極めて峻烈なもので、
観念論者たるブーレーズの音楽観の一端をうかがい知ることができます。
音楽における「構造」の存在の重要性を何より主張するブーレーズによる“note”と“composition”の違いへの言及から、
各時代による音楽の様式の変化、果ては民族音楽まで、広い音楽知識と卓抜した音楽理解力が全て氏の強烈な個性のもとに焼き尽くされ、
昇華されて、彼から流れ出す深い音楽に対する洞察の数々が読むものを酔いしれさせます。
私の音楽の美学的な面において最も影響を与えた書です。