さて、六月のコンサートに義母を連れて行ったのだが、こっそり新世界のCDを購入していらっしゃった。
ちょっと拝借して聴いてみた。

ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95『新世界より』
プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』間奏曲
ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:西本智実
録音:2008年3月29-31日 ハンガリー、ブダペスト
レーベル:キングレコード
再生機器
CDP:VRDS25(TEAC)
AMP:L-590A2(Luxman)
SP:Nautilus803(B&W)

録音は非常に聞きやすかった。木管がエレガント。今までのロシア系の雑な音とは明らかに違う。
意外に丁寧な演奏、まぁ録音だから特に賞賛されるものでもないが。
民謡由来の多彩な主題が美しい音で奏でられよろしいのだが、もう少し生気がほしいところ。
全楽章にわたって手堅くまとめられている印象。良い演奏だと思う。
ただし、いかんせん「新世界より」は名曲中の名曲。名盤は星の数ほどある。
この録音で西本の評価が上がるかといえば、むしろそれは至難の業。
もしこの曲で勝負するのであれば、もっと西本らしさを打ち出さないと話にならない。
カップリングのマノン・レスコーはアルバムとしての意外性もあってじっくり楽しませてもらった。
人に薦める気はしないが、ファンにとっては出来すぎの一枚だろうと思う。