『残念で申し訳ない』 高1傷害致死事件 桐生第一の校長 謝罪会見
2008年7月24日

 桐生市の私立桐生第一高一年の星野智君(15)が殴られて死亡し、元同級生の少年(15)が傷害致死容疑で逮捕された事件で、
同校は二十三日、記者会見を開き、高橋昇校長が「生徒には命の大切さ、相手を思いやる心の大切さを説いてきた。
このような事件が起き、残念で申し訳なく思っている」と謝罪した。

 高橋校長によると、少年は六月末に退学するまで、教師への暴言やほかの生徒への暴行などの問題行動があった。生徒の顔を殴り、
けがをさせたため謹慎を言い渡そうとしたところ、本人が退学を申し出たという。

 一方、星野君は「穏やかで学習意欲があり、気遣いできる生徒だった」。二人は隣の教室だったが「友人というほど親しくない」
と深いつながりを否定。星野君へのいじめも把握していないとした。

 犯行現場には少年のほかに生徒四人がいたとされるが、学校が二十三日、一人一人から事情を聴いたところ、一部が手を出したことを認めた。
犯行前の夕方に校門近くで教師が少年の姿を見かけていたが、事件が起きると思わず、注意を払わなかったという。

 インターネットの自己紹介用サイト「プロフ」に星野君が書き込んだ内容に少年が腹を立て犯行に及んだとされる点については、
少年が以前、星野君に書き込みを消すよう求めていた可能性もあるとしている。

 同校は一学期終業日の二十四日、生徒に事件概要を説明する。二十六日には保護者向けの説明会を開く方針。