>>39
ウェルテンペラメントの歴史をひも解くと面白いよね。
プレトリウスに始まりA.ヴェルクマイスターやG.ジルバーマン、
ナイトハルト、キルンベルガーらがミーントーンの欠点
探しを始めたけどなぜか?

結論から言うと彼らは平均律至上主義者だったと思う。
ヴォルフを含む427セントの減四度のロ長調・嬰ヘ長調・
変ニ長調・変イ長調の主和音を当時一般的な見解である
単なる不協和音とはみなさずに「狂った音程の響き」と
みなした点で平均律を理想としていたことが伺える。

だからこそ427セントの三和音の響きを改善するために
ウェルテンペラメントを自作のオルガンに導入したの
だろるね。そしてプレトリウスの時代からキルンベルガー
音律に近い音律を導入する技術はあったがそののっぺり
とした響きが聴衆の趣味に合わないという点を考慮して
ミーントーンわずかに改良したにとどまる音律を発表
したのでしょうね。