オペラDVD:おすすめタイトル3
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0370名無しの笛の踊り
2008/10/14(火) 10:04:39ID:0r+lPqfOいや、カラスは本質的にメゾ。その声域を訓練して、上へのばしていった。
五線譜の上になると、急激に声質がかわるのは、そのせい。
ロッシーニのセビリアを完全にメゾの(すなわちオリジナルの)高さで歌っている。
ベルガンサの出てくるずっと前(58年)のことだ。
当時、この録音は日本人の音楽評論家にけなされたのは、ロジーナというと、
たくさん装飾音をつけた、なんとコロラトゥーラソプラノの厄だとおもわれ、
評論家たちの意表をついたからだ。
ある意味、早すぎた正統的ロッシーニ歌唱だった。
Una voce poco fa を聴くとよくわかる。最低音は五線譜のはるかに下のところまで
歌っているが、それまでは、この音域でうたったのは、シミオナートしか思いつかない。
アッバードの2組目の録音が、バトルをつかって、昔風の音域に変えたのは
まったく理解できない。
カラスの終わりのころの録音が「カルメン」なのは、当然だった。
同じ時期に出たフランス・オペラ・アリア集でもメゾの曲の出来がとてもいい。
デリラをあんなふうに歌えるなんて、当時はカラスしかいなかったんじゃないか?
リタ・ゴールやルートヴィヒは足元にもおよばない。
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