高いか否かは中身の質により決まるわけで。
価値判断はもちろん人それぞれではあるけれど、恒例の年中行事と化してしまった今では、来日そのものの有り難みがかつてよりも減退してしまったのは確かかもしれないね。
裏を返せば、天下のウィーン・フィルに接する機会を心底待ち望み、無条件に素晴らしいと鶴首拝聴していた時代から、今の聴き手は格やネームバリューに臆せず、あくまで質本位に評価できるようになったんじゃないかな。
無論、帯同した指揮者も含めて、このオケの往年の実績・栄光に棹さす気は毛頭ないけれど。