日本の女声合唱というのは戦前の女学校のコーラスを発生母体にしている点からして独特で、女声合唱が日本ほど盛況な国はないのですが、
宇野功芳が今日それを芸術音楽にまで高めたという見方を私はしています。

合唱はいまでもあまり好きではありませんが、宇野先生の指揮する合唱は他の演奏とくらべると次元が異なり、
これならかなり高度なクラシック・ファンも感動できるのではないかと思います。
でも、これだけは聴いてみないとわからない。 まず、先入観や偏見を捨てて虚心坦懐にならないと。
そういう意味では感受性の試金石みたいなところもあります。
自分の体験からして、宇野先生の合唱は、合唱嫌いの人にぜひ聴いてもらいたいですね。